2017/09/24

K11-①応鐘散(おうしょうさん):漢方薬の効果効能・成分など

 
応鐘散

ここでは、K11-①応鐘散(おうしょうさん)漢方薬の効果効能・成分などを見ていきます。

花田サキ

応鐘散(おうしょうさん)の効果効能

  1. 眼科疾患
  2. 頭部や顔の炎症
  3. 便秘

頭痛や肩こりに葛根湯と一緒に用いる事が多いです。

組成

  • 大黄(だいおう):タデ科、瀉下薬 — 攻下薬/
  • 川芎(せんきゅう):セリ科、活血化瘀薬 —活血止痛薬/

応鐘散(おうしょうさん)の解説

  • 大黄には消炎解熱作用があります。また大黄には瀉下作用があり、また駆瘀血薬とともに用いて瘀血の排除を助ける作用があります。
  • 川芎には、皮膚、筋肉、関節、骨、神経などの外部や経路を温める作用があり、外表、四肢末梢の血行を促進して冷え性を治します。また動脈の血流を良くして(活血作用)、駆瘀血の作用を助けます。

使用目標例

  • 単方で用いられる事は稀で、ほとんど大柴胡湯や葛根湯と合方します。中でも葛根湯と一緒に使用することが多く、葛根湯証である頭痛、肩こりがあれば、病名に関わらず使用できます。
  • 眼科疾患、例えば麦粒腫、涙嚢炎、結膜炎、トラホーム、虹彩炎などの初期の炎症、充血があれば、よく使用します。また副鼻腔炎、歯痛、肩こりなどで便秘がちの人にも使用します。
  • 頭部や顔面などの炎症に桂枝の入っている処方を用いる場合、桂枝は一時的に上部の炎症を増加することがあるので、応鐘散を兼用することが多いです。

注意点

  • 瀉下作用を望む場合には、大黄の成分であるセンノシドの分解を防ぐため、半量まで煮詰めるのではなく、約2割程度の煎じ詰め方で良いでしょう。

 

 

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