K13黄連解毒湯(おうれんげとくとう):漢方薬の効果効能と成分など

 
黄連解毒湯

ここでは、K13黄連解毒湯(おうれんげとくとう)漢方薬の効果効能と成分などを見ていきましょう。

早乙女タロウ

黄連解毒湯(おうれんげとくとう)の効果効能

  1. のぼせ
  2. 興奮傾向
  3. 顔色が赤く実証

実証に用い、胸中の熱の邪気を治療します。実証の胃潰瘍の疼痛に効果がある。急性の鼻出血、吐血にも効果があります。

組成

  • 黄連(おうれん):キンポウゲ科、清熱薬 — 清熱燥湿薬/
  • 黄芩(おうごん):シソ科、清熱薬 — 清熱燥湿薬/
  • 黄柏(おうばく):ミカン科、清熱薬 — 清熱燥湿薬/
  • 山梔子(さんしし):アカネ科、清熱薬 — 清熱瀉火薬/

黄連解毒湯(おうれんげとくとう)の解説

  • 黄連は、横隔膜前後から上の比較的実証の対する薬です。黄芩は、横隔膜前後の熱を冷まします。
  • 黄柏は、腎と下焦の熱を冷まし、山梔子は、五臓の熱を冷まします。
  • 黄連は、脳の充血による精神興奮を鎮静する作用、降圧作用があり、細動脈を収縮して止血する作用があります。黄芩は、黄連を助けて、鎮静、止血、降圧作用に働きます。このため、若年型高血圧症で、脳動脈硬化のあまり進行していない自覚症状に乏しい高血圧症に適します。またイライラして怒りっぽく、興奮し易い者で、目の充血や顔色が赤い、のぼせやすい者に用いられます。脳の充血や高血圧に伴う不眠症にも有効である。脳出血の予防にもなります。
黄連・黄芩を含む方剤
方剤 病位 虚実 特徴
三黄瀉心湯 小陽病 顔面充実、精神不安、便秘、出血、心下痞、脳血管障害急性期
黄蓮阿膠湯 太陰病 三黄瀉心湯+寒、便秘時に心下に不快感
黄連解毒湯 小陽病 虚実 三黄瀉心湯より虚証、三焦の実熱、皮膚症状(瘀血)
葛根黄連黄芩湯 小陽病 太〜小陽、下痢、項背強、心下痞
黄芩湯 小陽病 太陽小陽合病、感冒性下痢、心下痞、裏急後重
黄連湯 小陽病 腹痛、嘔吐(下痢)、上腹部膨満感、上熱(中熱)
黄連は、横隔膜前後から上の比較的実証の対する薬。黄芩は、横隔膜前後の熱を冷ます。
 

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