2017/03/17

不整脈の症状別 漢方薬での治し方

 
不整脈と漢方薬

不整脈と漢方薬

 

不整脈は、心臓の規則正しいリズムに乱れが出るもので、特に治療する必要のないものがあれば、心臓病などの影響でおこるものもあり、専門的な検査を受ける事が大切です。

特に脈拍が遅くなる徐脈は、重症になると生命の危険があるため、放置せずに専門医の治療・指導を受ける必要があります。

漢方治療の対象となるのは、心臓病がない一応は安全なタイプの不整脈で、特に老化が伴っておこってくるような不整脈に適しています。

また西洋医学的な治療を行っているケースでも、十分な治療効果が得られない場合は、漢方薬を補助的に用います。

症状別、不整脈に用いる漢方薬

体力がない、胃腸も弱い(虚証)

  • 人参養営湯(にんじんようえいとう)
  • 苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
体力低下が目立つ。全身倦怠感、貧血、冷え
  • 十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
体力や気力の低下。皮膚乾燥、食欲不振
  • 木防已湯(もくぼういとう)
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
貧血傾向、不安、不眠、心悸亢進

体力はふつう(中間証)

  • 炙甘草湯(しゃかんぞうとう)
手足のほてり。皮膚乾燥傾向、口渇、便秘

体力は比較的ある、胃腸も丈夫(実証)

  • 柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
胸脇苦満感、動悸、神経症傾向、肩こり、便秘

※「虚証」や「実証」についてはこちら→「漢方薬の選び方~診断方法を知ろう~

もう少し、不整脈について知りましょう。

早乙女タロウ

不整脈とは?

心臓は、規則正しいリズムで拍動しています。これを整脈と言います。

このリズムに異常が起きた場合や心臓への負担や外的刺激がかかった場合に心臓の拍動のリズムが変わってしまい脈が乱れることを不整脈と言います。

心配な不整脈、心配のない不整脈

ホルター心電計(長時間記録式心電計)※グーグル画像検索が現在では広く使われる様になっているので不整脈の発見やその解析が性格に行われるようになってきています。

その結果わかってきたことは、健康な大人でも長時間に渡って心電図を取れば脈の乱れはほぼ確実に起こっているとのことです。

単発性の心室性期外収縮(しんしつせいきがいしゅうしゅく)・心房性期外収縮(しんぼうせいきがいしゅうしゅく)がほとんどで心配のない不整脈です。

これは、健康体の人でもコーヒーや喫煙での刺激、精神的なストレスや過労などで起こるものです。

不整脈を自覚したらどうすればいいの?

できるだけ具体的に覚えておきましょう。
そして、医師に資格に伝えましょう。

  1. どんな感じか
  2. 頻度(毎日?朝だけ?)・不整脈が起こっている持続時間
  3. 起こり方(急に?徐々に?)
  4. 終わり方(急に?徐々に?)

この状態が把握できると、原因も予測しやすいようです。

不整脈を自覚したら、自己判断で済ませずに、医師に相談するようにしましょう。その上で、漢方薬の併用も考えるといいでしょう。

早乙女タロウ

 

 

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